京都で一人、ご飯を...

あごひげ

2008年12月06日 21:51

外で一人の食事は寂しく味気ないと、人は言いますが私はそうは思いません。

確かに大勢で食事をすれば楽しく賑やかで美味しく感じられます。

ですが馴染みのお店で一人で飲むお酒も、気兼ねが不要でこれまた乙なものです。

カウンター席のお隣さんと意外と顔見知りになったりもしますね。

先日京都に泊まる機会があったので、南座から川端通りを下がった辺りの花街「宮川筋」にある

小料理屋を久しぶりに訪れました。
祇園や先斗町とはちがって、宮川筋は落ち着いた雰囲気

で大好きです。二代目の板さんと女将さん、

それに大女将さんとの三人で切り盛りされています。

忘年会シーズンのためお店はほぼ満席でした。

でも一人客の私でしたが大切に扱っていただきました。









お忙しいため、料理は板さんお任せで頼みました。内容を紹介します。


お刺身 よこわ かんぱち



鰆の西京焼き








聖護院蕪と水菜のたいたん




ワカサギと
牡蠣の天ぷら







焼きおにぎり茶漬け







どれもこれも京都の薄味で、清酒「久保田」のヌル燗にぴったりでした。

私の心癒されるお店の一つです。


その夜は京都泊まりでしたので、食後は花見小路・新橋にある行きつけのバーで

寛ぐことにしました。約30年のお付き合いになります。

お店の三姉妹ともお互いに気心も知れて、昔話やらこれからの事など

夜が更けるのを忘れて飲んでしまいました。

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